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有事と為替

有事のドル買い、という言葉を聞いたことがありますか。戦争やテ ロが勃発したときには、ドルが積極的に買われるという意味です。 これは本当なのでしょうか。

いろいろとデータを調べてみた限りでは、これは、一概に正しいと は言えないことがわかりました。最近のケースでは、イラク戦争、 湾岸戦争、世界同時テロなど、様々な状況の違うケースをみてみる と、1週間程度の短期間で見るとドルは上がる傾向があるようです が、1ヶ月たつと逆に下がる傾向が見られたりしています。

つまり、瞬間的には、世界最大の経済と世界最強の軍隊を持ってい る米国のドルに期待して、安全資産としての有事のドル買いが発生 するようですが、だんだん落ち着きを取り戻してくると、その時の ファンダメンタルを反映した内容に収束していくと理解した方が良 さそうです。

したがって、FX投資を行う際には、有事は短期的にドルを 押し上げる効果があるという理解をもちつつも、あまり踊らされ ず、その時での米国の経済や金利などのファンダメンタルがしっか りしているかどうかを意識した投資スタンスを維持した方が良いと いうことです。



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